- いくら勉強しても受からない
- 受かる気がしないんだけど
- どうしても電験三種試験に合格したい
何回受験しても不合格で、ちっとも合格する気がしないと思うことは良くあることです。
私は電験三種の合格を目指す者として、初心者の立場からスタートしました。3年8ヶ月と4回の受験を経て、合格を勝ち取りました。しかしその3年8ヶ月の間、勉強方法について悩み様々な方法を実践し、たくさんの遠回りをしてきました。
私自身、電験三種試験を受験するも、何度も4科目全滅を繰り返す経験をしました。私の経験をもとに、いくら受験しても合格出来ない場合、どのようにすれば合格出来るのかを解説します。
今まで電験三種試験に落ち続けてきたけれどどうしても合格したい方は、この記事を最後まで読んで下さい。
1.諦めなければ負けではない

諦めなければ、負けではありません。不合格だったとしても、また次回チャレンジすれば良いのです。
コツコツ勉強して、実力をつけましょう。合格するまで、何度でも挑戦しましょう。
電験三種試験は、難易度の高い試験です。電験三種を目指しているあなたは、最初はやる気に満ち溢れていたはずです。受験を目指した目的を思い出し、モチベーションにして諦めずに勉強しましょう。
電験三種試験は、仕事で必要であっても、そもそもチャレンジしようとも思わない人が多数です。例えばビルメンでは、電験三種は必要な資格の一つであるのに、そもそも受験することすらしない人が大半です。
あなたは、資格取得を目指して勉強を決意して合格目指して勉強している時点で、他の人より大幅にリードしています。「やる気スイッチ」を入れた瞬間から、あなたは他の挑戦しない人よりも一歩リードしています。諦めるのはいつでもできますが、「続ける」という行動自体がすでに価値ある勝利です。
私も何度も4科目全滅を経験しました。初めて受験したときなんて、理論20点。他の科目は未受験で早々に帰宅…。それでも、最終的には3年8ヶ月の勉強の末に合格しました。
「負けるかどうか」は諦めた瞬間に決まります。だからこそ、諦めない姿勢を大切にしましょう。
せっかく電験三種試験の合格を目指したのですから、合格するまで粘りましょう。
2.合格したければ勉強し続けよう

毎日勉強を続けることにより、学力は積み重なっていきます。目には見えませんが、日々の勉強はあなたの貯金になります。
プロ野球選手のイチローは、2004年にメジャーで最多安打を記録した時、試合後のインタビューで、「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道なんだなと言う風に感じています」と語りました。
この言葉は、電験三種試験の勉強にも当てはまります。コツコツ勉強していきましょう。
毎日の勉強は、「貯金」と同じです。目には見えないけど、確実にあなたの力になります。私は、最初は何も分からなかったけど、コツコツと積み重ねたおかげで、合格という「大きな利息」を手に入れました。
今日の10分が、明日の自分を作ります。ちょっとだけでも良いので、必ず合格出来ると、自分を信じて毎日勉強を続けましょう。
3.何度でも受験し続ける

電験三種試験は、今では年2回実施しています。CBT方式も導入され、定められた期間の中から希望の日にちで試験を受けることが出来ます。
科目合格制度があるので、一度に全科目合格しなくても大丈夫です。科目合格制度は3年間です。年2回受験することが出来るので、チャンスは6回あります。
少し気が楽になりませんか?初心者のあなたは、計算問題である基礎からしっかりと学習し、合格出来る実力をつけていきましょう。
6ヶ月に1回の試験に、科目合格狙いで受験するのも戦略の1つです。1科目ずつ合格を目指しても、一気に合格しても、手にする免状は同じものです。
どんな作戦でもOK。大事なのは「やり続けること」です。4科目合格し免状を手にするまで、受験し続けましょう。
4.合格するまで勉強し続ければ結果が出る

勉強を続けていけば、必ず結果が出ます。
私自身、電験三種試験の合格を目指したものの、目指した当初、試験を受けた時の結果は毎回悲惨なものでした。最初受験した時は、理論の点数は20点、他の科目は未受験で帰りました。
そんな電気の勉強が初心者の私でも、合格するまで勉強し続けることにより結果が出たのです。
素晴らしい勉強方法を思いついた訳ではありません。ただ、結果が出るまで諦めませんでした。
合格するまで勉強し続ければ、結果がついてくると信じて勉強しましょう。
5.自分を信じる

最後に大事なのは、自分を信じる力!必ず合格出来ると、あなた自身を信じて勉強しましょう。
最初は誰でもモチベーションが高いので、合格することを夢見て勉強します。しかし、いくら勉強し続けても合格出来ないと、自分を信じることが出来なくなる瞬間があります。
私は、もう受からないんじゃないかとか、自分には電験三種試験はハードルが高すぎて無理なんじゃないかと思ったことは何度もありました(でも、口には出さないように気を付けていました)。
それでも、私なりの電験三種試験に対する思いがあり勉強し続けました。「これまでの努力を無駄にしたくない!」という気持ちで踏ん張り続けました。その結果、合格という形で努力が報われたのです。
やり続ければ必ず合格出来ます。無理だと思う気持ちに負けずに前を向きましょう。
電験三種の問題も、人が作ったものです。まして、今は過去問題の使いまわし問題が多く出題されます。
電験三種の問題は人が作ったもの。あなたも人間なら、解けないはずがありません。
しっかりと過去問題を勉強し、あなた自身を信じて電験三種試験に合格出来るまで頑張りましょう。
6.試験傾向の戦略を立てる

電験三種で合格を目指すなら、試験の傾向を把握して、効率的な戦略を立てることが重要です。そのために重要なことは「過去問題」の活用です。
電験三種の試験では、過去問の使い回し問題が多く出題されています。つまり、過去問題を徹底的に分析し、繰り返し解くことで試験対策が大幅に進むのです。さらに、過去問を通じて、試験で問われる重要な概念や解法のパターンを自然に身につけることができます。
たとえば、過去10年分の問題を解き、解説をじっくり読み込むことで、頻出テーマや苦手分野を洗い出せます。解説を理解できるレベルまで仕上げたら、同じ問題を何度も解いてみましょう。1回目で間違えた問題でも、5回目にはスムーズに解けるようになっているはずです。そして、試験本番で似たような問題が出たとき、「あ、この問題、過去に見たことがある!」と自信を持って解答できるようになります。
過去問はあなたの最強の味方です。また、試験勉強のストレスも「ここまでやった」という実感が自信に変わる瞬間を目指せば、楽しさに変わります。
過去問題を使った戦略は、合格への最短ルートです。ただ解くだけでなく、解説を深く理解し、繰り返し解いて慣れることで、試験の傾向に対応できる力を身につけましょう。
7.科目ごとの対策を立てる

過去の出題傾向を把握することは、電験三種試験に合格するためには非常に重要なことです。科目毎の対策を取りましょう。
- 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」(孫子)ということわざにある通り、まずは敵である電験三種の出題傾向を知りましょう。
- 現時点でのあなた自身の学力を知りましょう。あなたの学力と電験三種合格までの距離を知ることが出来れば、自然と対策が見えてくるでしょう。
科目毎の対策が知りたい方は、こちらの記事を読んで下さい。
8.まとめ
電験三種試験に合格するためには、諦めずに挑戦し続けることが重要です。どんなに困難に感じても、正しい方法で勉強を積み重ねれば、必ず結果はついてきます。
- 電験三種は過去問の使いまわし問題が多いので、ひたすら過去問を勉強すること
- 科目合格制度を活用すること
これを実践することにより、着実に合格に近づくことができます。また、学習を続けることが自己信頼につながり、試験に対するモチベーションを維持できます。
実際に筆者自身も、3年8ヶ月という長い期間と4回の受験を経て合格を勝ち取りました。何度も挫折を経験しながらも、諦めずに勉強を続けたことで結果を出せたのです。同じように、あなたも戦略的に勉強を続けることで合格することができます。
諦めない姿勢と継続的な努力があれば、電験三種試験に必ず合格することができます。合格へ向けて一歩ずつ着実に進みましょう。
私の合格体験記です。どのようにして電験三種試験に合格したのか知りたい方は、こちらの記事を読んで下さい。