- 電力の勉強が難しすぎて、もうやめたい…
- どれだけ勉強しても理解できなくて、どうしていいのか分からない…
- 過去問を解いても、解説を読んでも意味が分からない…
- 難しすぎて、イライラするばかりで全然進まない…
- このままでは、絶対に合格できない気がする…
もし、あなたがこのように感じているなら、安心してください。それはあなただけではありません。電験三種の電力科目の合格を目指して勉強したものの、全然進まずにどうしたらいいのか困ることは良くあることです。難解な計算問題、理解しづらい内容、膨大な知識量に圧倒され、途中で挫折しそうになるのは、むしろ普通のことです。
私は電験三種の合格を目指す者として、初心者の立場からスタートしました。3年8ヶ月と4回の受験を経て、合格を勝ち取りました。しかしその3年8ヶ月の間、勉強方法について悩み様々な方法を実践し、たくさんの遠回りをしてきました。
しかし、諦めなかったからこそ、最終的に合格を勝ち取ることができました。そして、その経験を通じて、「電力の勉強が進まないときにどうすればいいのか」を学びました。
この記事を読むと、電力の勉強が進まない時に取るべき具体的な方法や学習法、継続の仕方のコツが分かります。あなたが今どれほど苦しんでいたとしても、適切なやり方を実践すれば、必ず突破口は見つかります。
電験三種試験を「もう諦めようかな…」と思っているあなた、ちょっと待ってください。この記事を最後まで読んで、もう一度電験三種合格に向けた一歩を踏み出してみませんか。電力の突破口を見つけるために、是非この記事を最後まで読んで下さい。
1.基礎力が不足している

電力の参考書・問題集を勉強していて理解出来ない場合、計算問題の基礎力が不足している可能性があります。基礎力が不足していると、いくら勉強しても理解することが出来ません。
電力科目では電気計算の基礎が必要不可欠です。中学生・高校生の時に数学の勉強が苦手で勉強してこなかった場合、電力の問題を解くための前提知識が足りていない可能性があり、電力のテキストを読んでも理解することが出来ません。
理解出来ないものをいくら読んでも、効率が悪いです。あなた自身の実力に合った勉強をしましょう。
電力の問題が難しく感じるなら、まずは基礎力を固めることが重要です。焦らずに段階を踏んで学習を進めましょう。基礎がしっかりしていれば、電力の問題もスムーズに理解できるようになります。
自分のレベルに合った教材を使い、基礎固めから始めることで、着実に合格へと近づけます。
私が実際に使用したおすすめのテキストです。こちらを使用して勉強しましょう。無理なく基礎力をつけることが出来ます。
諦めないで、もう少し勉強を続けてみませんか。迷いはやる気の証拠です。大丈夫、あなたならきっと基礎力をつけることが出来ます。
2.難易度の高い教材を利用している

あなたの現在の実力より難易度の高い教材を利用しても、内容を理解することが出来ません。あなたのレベルにあった教材を利用しましょう。基礎的な教材を使い、段階的にレベルアップすることが重要です。
教材のレベルが自分に合っていないと、理解するのに時間がかかるだけでなく、モチベーションの低下につながります。特に電験三種のような専門性の高い試験では、基礎をしっかり固めることが合格への近道です。
私も、難易度の高い参考書を購入し勉強した経験があります。しかし、専門用語が多く、公式の意味もよく分からず、やった気にはなるのですが全然理解出来ていませんでした。
私が使用したのは有名な参考書だったのですが、自身の能力に合っていない参考書を使用したことが失敗の原因でした。
参考書の内容が理解出来ないのであれば、まずは電気計算の基礎力を身に付けることが先決です。電気計算の基礎力が身についたら、「みんなが欲しかった!電力の教科書&問題集」(TAC出版)を使用し勉強をして下さい。みんなが欲しかったシリーズは、図解が豊富で理解しやすいです。
学習する際、理解しやすい教材を利用して勉強することはとても大切なことです。私も実際に「みんなが欲しかった!電力の教科書&問題集」(TAC出版)を使用して合格しました。
自分のレベルに合った教材を選ぶことが、電験三種の合格への第一歩です。基礎計算を固めた上で、分かりやすい教材を活用し、段階的にレベルアップしていきましょう。無理に難しい教材を使わず、確実に理解を深めることが大切です。
真剣に悩んで、この記事を読んでいるあなたなら大丈夫。きっと合格できます。計算力をつけた後はこのテキストで勉強し、電力の知識を学んで下さい。
3.攻略の手順が理解出来たらひたすら継続する

電験三種の電力科目は、基礎を固めた後にどれだけ継続できるかが合格のカギを握ります。攻略の手順が分かったら、あとはやるだけです。ひたすら勉強を継続して下さい。
毎日の学習を積み重ねることで、確実に理解が深まり、得点力が向上します。なかなか時間が作れなかった場合、スキマ時間を利用して学習を進めて下さい。
難易度の高い試験ほど、短期間の勉強で理解するのは難しいものです。電験三種も例外ではなく、一朝一夕では身につきません。毎日少しずつでも学習を続けることで、知識が定着し、過去問もスムーズに解けるようになります。
継続するためには、以下のような学習習慣を身につけることが重要です。
- 毎日30分以上勉強する:仕事や家事で忙しくても、最低30分は勉強時間を確保しましょう。スキマ時間を活用するのも有効です。
- 勉強のルーチンを決める:朝起きたら10分参考書を読む、夜寝る前に計算問題を解くなど、自分なりのルールを作ると習慣化しやすくなります。
- 進捗を記録する:勉強した内容をノートやアプリに記録し、自分の成長を可視化するとモチベーションが維持しやすくなります。
- 理解できない問題は後回しにする:どうしても分からない問題に執着しすぎると、学習が進みません。一度飛ばして後で再挑戦することで、理解が深まることがあります。
ところで、学習の順番は理解出来ましたか。
- 電気計算の教材を使用し基礎力をつける
- 「みんなが欲しかった!○○の教科書&問題集」(TAC出版)を使用し電力の知識をつける
ここまで勉強を進めて理解することが出来ましたら、次は過去問題の勉強です。しかし、電力の勉強を諦めようか悩んでいたあなたは、まずは電気計算の基礎力を身に付けて下さい。基礎力をつけることは超重要です。
試験勉強で最も重要なのは、諦めずに継続し続けることです。ひたすら基礎力を勉強し身に付けましょう。行動あるのみ。継続して勉強していきましょう。やり続ければ必ず結果はついてきます。
攻略の手順を理解したら、毎日コツコツと学習を積み重ねることで、確実に実力が身につき、合格に近づきます。
どうか進み続けることを忘れないで、合格するまで勉強を継続してください。
4.勉強時間を意識的に作る

勉強する時間を作りましょう。仕事から帰ってきてテレビを見る時間、お酒を飲む時間を勉強時間に充てましょう。
電験三種に合格するためには、勉強時間を確保することが必要です。しかし、忙しい日常の中で「勉強時間が取れない」と感じる人は多いでしょう。だからこそ、今の生活を見直し、意識的に時間を作ることが重要です。
あなた自身の習慣を変えましょう。最初は大変です。人は、同じことを繰り返す方が楽に出来ています。毎日のルーチンに勉強を追加しましょう。
今まで使っていた休憩時間を勉強時間に充てましょう。
電験三種は、独学で挑戦するには難易度が高い試験です。専門的な知識が多く、理解するためには反復学習が欠かせません。勉強時間が取れないと、知識が定着せず、いつまでも「分からない」状態が続いてしまいます。そのため、日常の中で意識的に時間を確保しなければなりません。
勉強時間を1時間追加する場合、今までの日常生活の1時間、どこか削らなければなりません。「1時間追加します。はい、今日から1日25時間になります。」とはなりませんので。ご自身で時間を作っていくしか方法はないです。
スキマ時間を使用する方法もあります。電車の待ち時間、バスの待ち時間などを利用しましょう。5分でも10分でも、スキマ時間があったら勉強する価値はあります。
1.スキマ時間の活用
- 通勤・通学中に参考書を読む、スマホで問題を解く
- 待ち時間(電車・バス・病院の待ち時間など)を勉強時間にする
- 昼休みに15分だけ勉強する
2.日常のルーチンを見直す
- 1日の時間の使い方を記録し、無駄な時間を探す
- テレビやスマホを見ている時間を削る
- 飲み会や趣味の時間を少し減らす
3.朝型にシフトする
- 早起きをして勉強時間を確保する
- 朝は頭がスッキリしているため、難しい問題にも取り組みやすい
- 「ながら勉強」を取り入れる
- 音声教材を活用し、移動中や家事をしながら学習する
- 風呂に入っている時間に暗記系の勉強をする
電験三種に合格するためには、勉強時間を確保することが絶対に必要です。しかし、忙しい日常の中で「勉強時間が取れない」と感じる人は多いでしょう。だからこそ、今の生活を見直し、意識的に時間を作ることが重要です。
「たった5分や10分の勉強?」と思っても、継続すれば大きな力になります。例え5分でも、1ヶ月続けたら2時間30分になります。10分であれば、1ヶ月で5時間になります。0分だったら、それは0です。
少しずつでもいいので、勉強時間を作り継続していきましょう。
「時間がない」と感じると気持ちが沈みがちですが、「何か工夫できることはないかな?」と視点を変えてみましょう。日常生活のちょっとした工夫で、勉強時間は確保できます。
スキマ時間を積み重ねることで、最終的には大きな勉強量につながります。無理なく続けられる方法を取り入れ、少しずつでも勉強時間を増やしていきましょう。
5.過去問で時々、難易度の高過ぎる問題もある

難易度が高い問題は、解き方の手順と公式をそのまま暗記してください。どうしても理解できない問題は捨てる選択をするか、過去問の解答をそのまま覚えてしまいましょう。
試験合格のカギは、「取れる問題を確実に取ること」です。
電験三種の過去問には、時折非常に難易度の高い問題が出題されます。そのような問題に時間を費やしすぎるのでは効率が悪いです。
私は、難易度の高い問題は公式と解き方の手順を暗記しました。暗記はすぐに忘れることが多いですよね。何度も同じ問題を解きました。難易度が高い問題は、解き方の手順を覚えて、手を動かして何度も紙に書いて勉強しているうちに理解出来ることがあります。
私が電力の勉強をしていた時、それでも理解出来ない問題もありました。その場合は、その問題は捨てました。出題された場合は諦めようと思っていました。いくらやっても理解出来ない問題に時間を使うより、出来そうな問題を勉強した方が、効率が良いと考えたからです。
現在の電験三種試験の傾向として過去問の使いまわし問題が多数出題されていますので、解答をそのまま覚えてしまいましょう。解答そのものを覚えてしまえば、同じ形式の問題が出題された際に対応できる可能性が高くなります。
解答を覚える場合、5択で例えば「1」と解答番号を暗記するのではなく、解答そのものを暗記しましょう。理由は、解答番号がシャッフルされた場合、解答番号の暗記では試験に対応出来なくなるからです。
電験三種は、膨大な範囲を学習しなければならない試験です。そのため、すべての問題を完璧に理解しようとすると時間が足りなくなります。特に難易度が高すぎる問題にこだわってしまうと、他の得点できる問題の対策が不十分になり、合格が遠のいてしまいます。
あなたが勉強していて理解するのがどうしても難しい場合、その問題は飛ばして勉強しましょう。時々、難易度が高すぎる問題も見受けられます。解ける問題から理解して下さい。
効率的な学習で確実に点を取りましょう。電験三種に合格するためには、難易度が高すぎる問題に固執せず、効率的に学習を進めることが重要です。
- 難問は解法を暗記し、すぐに解けるようにする
- どうしても理解できない問題は捨て、取れる問題に注力する
- 過去問の解答を覚える際は、解答番号ではなく、解答そのものを暗記する
このような戦略を取ることで、限られた学習時間を最大限に活用し、合格に近づくことができます。難問に時間を取られすぎないよう、効率的に勉強していきましょう。
6.まとめ
電験三種の電力科目の勉強が進まずに困ることは、電験三種の受験生にとって良くあることです。しかし適切なアプローチを取れば、確実に前進することができます。重要なのは、基礎を固めること、適切な教材を選ぶこと、学習を継続すること、時間を確保すること、そして過去問への取り組み方を工夫することです。これらを実践すれば、電力の理解が深まり、合格への道が開けます。
1.基礎力が不足している中学・高校レベルの数学や電気計算の基礎が身についていないと、電力の問題は理解しづらいです。基礎がなければ、どれだけ問題を解いても前に進めません。
【克服法】電気計算の基礎から学び、確実に力をつけることが必要です。
2.難易度の高い教材を使っている自分のレベルに合っていない教材を使用すると、理解できずに挫折しやすくなります。
【克服法】「みんなが欲しかった!電力の教科書&問題集」(TAC出版)は図解が豊富で分かりやすい教材です。こちらのテキストを使用して勉強しましょう。
3.電験三種試験は、コツコツと学習を続けなければ、短期間で合格レベルの実力を身につけるのは難しいです。
【克服法】電験三種試験に合格するためには、継続的な学習が必要です。試験攻略の手順を理解したら、淡々と勉強を続けましょう。
4.忙しい日常の中で「勉強時間が取れない」と感じる人は多いでしょう。しかし勉強時間が取れないと、知識が定着せず、いつまでも「分からない」状態が続いてしまいます。
【克服法】勉強時間の確保ができていない日々の生活の中で、勉強時間を確保することが合格へのカギです。テレビやスマホの時間を減らし、スキマ時間を有効活用することで、限られた時間の中でも学習を進めることができます。
5.過去問の難問に悩みすぎているすべての問題を完璧に理解しようとすると、効率が悪くなります。
【克服法】解ける問題を優先し、どうしても理解できない問題は「捨てる」ことも戦略の一つです。
電力の計算問題がまったく分からない場合、無理に難しい問題に取り組むよりも、まずは電気計算の基礎を固めるべきです。これを飛ばしてしまうと、問題の解説を読んでも理解できず、勉強が苦痛になってしまいます。また、スキマ時間を活用することで、少しずつでも確実に学習を進められます。毎日10分の勉強でも1ヶ月で5時間、1年で60時間の学習時間を確保できます。
電力の勉強が難しくて挫折しそうになっているあなたへ。基礎力を固め、適切な教材を選び、学習を継続し、勉強時間を確保し、過去問への取り組み方を工夫することが大切です。
すぐに結果が出なくても、学習を続けることで確実に力がつきます。迷ったり、諦めかけたりするのは、それだけ真剣に取り組んでいる証拠です。
電験三種の合格は、確かな努力の積み重ねの先にあります。あなたなら、きっと合格できます。諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。