【初心者用】電験三種 合格への手引き
~あきらぴょんブログ~
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【電験三種】法規の勉強が難しすぎて諦めようと思った時に読む記事

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  • 法規の勉強が難しすぎて、もう諦めたい…
  • 暗記は苦手だし、計算問題もよく分からない…
  • 理論・電力・機械は合格したのに、最後の法規でつまずいてしまった…

法規の勉強をはじめてみたものの、暗記が苦手で困ることは良くあることです。理論・電力・機械は計算問題が中心の科目なので、理系の人にとっては比較的取り組みやすいかもしれません。一方で法規のような暗記が必要な科目には苦手意識を持つ人も少なくありません。

しかし、法規には「最適な勉強法」があります。

私は電験三種の合格を目指す者として、初心者の立場からスタートしました。3年8ヶ月と4回の受験を経て、合格を勝ち取りました。しかしその3年8ヶ月の間、勉強方法について悩み様々な方法を実践し、たくさんの遠回りをしてきました。

だからこそ、「効率よく合格できる法規の勉強法」をお伝えできます。

私も、法規を勉強する時に暗記が苦手でどのように対策したらいいのか悩みました。そんな私が、どのようにして法規を攻略したのかお教えします。

法規の勉強に苦しんでいるあなたへ。諦める前に、この記事を最後まで読んでください。必ず、あなたの合格につながるヒントが見つかるはずです。

目次

1.法規の出題傾向を把握する

  • 法規は暗記科目だから勉強しにくい
  • A問題とB問題の違いが分からない
  • 対策をどうすればいいの?

こんな悩みを抱えていませんか?

電験三種の法規は、暗記問題が多いA問題と、計算問題が中心のB問題で構成されており、対策の仕方が他の科目と大きく異なります。

法規の出題傾向を把握し、適切な勉強法を実践することで、合格の可能性が格段に上がります。

1-1.法規の出題傾向を知るべき理由

試験対策を効率よく進めるためには、法規の出題傾向を理解することが不可欠です。なぜなら、法規は「暗記問題のA問題」「計算問題のB問題」の2種類に分かれており、それぞれで対策方法が大きく異なるからです。

例えば、A問題の対策をおろそかにすると、基礎点を落とし、合格が難しくなります。また、B問題は計算問題が中心ですが、過去問を解きながら慣れることで確実に点を取れるようになります。

出題傾向を知れば、どの部分に力を入れるべきかが明確になり、無駄な勉強を減らすことができます。

1-2.法規の出題傾向

法規の試験はA問題(暗記中心)60点、B問題(計算中心)40点で構成されています。

A問題(暗記中心)
  • 形式:6点×10問=60点満点
  • 特徴:法令に関する暗記問題が中心
  • 対策:過去問の反復学習+法令の条文を覚える

A問題は、知識を正確に覚えていれば確実に得点できるので、暗記の質と反復が重要になります。

B問題(計算中心)
  • 形式:問11・問12(a)6点(b)7点、問13(a)7点(b)7点=40点満点
  • 特徴:計算問題が中心
  • 対策:計算問題のパターンを理解し、過去問を繰り返し解く

B問題は、パターン化された計算問題が多いため、公式を覚え、過去問で解き方を身につけることが重要です。

A問題とB問題の違いについて、詳細はこちらの記事を読んで下さい。

【電験三種】初心者用各科目のA問題、B問題の違いと具体的な対策方法!8.法規A問題・B問題の対策

1-3.効果的な勉強法

具体的にどのように勉強すればいいのか、A問題とB問題それぞれの対策をご説明します。

A問題の勉強法
  • 法規の条文を整理する:よく出る条文やポイントを教材で確認し、スキマ時間で暗記
  • 過去問を繰り返し解く:何度も解いて記憶に定着させる

B問題の勉強法
  • 公式を覚える:必要な公式を教材で確認し、毎日見直す
  • 過去問演習:試験と同じ形式で問題を解き、計算力を鍛える
  • 時間を意識する:本番で焦らないよう、時間を測りながら練習する

法規の試験で合格するためには、A問題で点を積み上げ、満点を狙えるB問題で確実に得点をする戦略が重要です。

  • A問題は暗記が命!法規の条文を覚え、過去問を繰り返し解く
  • B問題は計算力が鍵!公式を覚え、過去問演習を徹底する

出題傾向をしっかり理解し、計画的に勉強すれば、法規を攻略することが出来ます。効率的な学習法で、電験三種の合格をつかみ取りましょう!

2.法規は理論・電力・機械とは学習戦略が異なる

  • 理論・電力・機械は合格したのに、法規だけなぜか合格できない…
  • 計算は得意なのに、法規のA問題がまったく解けない…
  • 他の3科目と同じ勉強法では、なぜ通用しないの?

電験三種の法規は、他の3科目(理論・電力・機械)とはまったく異なる出題傾向を持っています。

理論・電力・機械は「理解すれば解ける計算問題」が中心でしたが、法規は「覚えていなければ解けない暗記問題」が約6割を占めます。

電験三種の合格を目指す方は、理系の問題を解くことが得意で暗記が苦手と言うタイプの人も多くいます。実際、法規が合格出来ずに悩んでいる方も見受けられます。

他の3科目と同じ勉強法では通用しません。法規の特性を理解し、法規に適した勉強法を実践することが合格の鍵です。

2-1.法規は他の三科目と比べて出題傾向が大きく異なる

法規が他の3科目(理論・電力・機械)と大きく異なる理由は、試験の出題傾向がまったく違うからです。

①A問題(60点満点)は暗記問題(知識問題)

  • 理論・電力・機械→計算問題中心で、公式や物理現象の理解が重要
  • 法規(A問題)→「知っているかどうか」がすべて。理解しても解けない問題が多い

法規のA問題は、試験範囲の法令や規則を知っているかどうかで決まるため、「計算で答えを導き出す」といった対策とは明らかに異なります。このため、暗記が苦手な理系の受験生にとっては非常に苦戦しやすい科目になっています。

②B問題(40点満点)の計算は「公式の暗記」と「出題パターンを覚える学習」が重要

法規のB問題には計算問題が出題されます。「公式の適用」と「反復学習」が鍵になります。電力や機械の知識を前提とした問題が出るため、総合力も試されます。

過去問を繰り返して「出題パターン」を理解して覚えることが最も重要になります。

2-2.法規を攻略するための具体的な勉強法

①A問題の勉強法:とにかく「過去問暗記」

A問題は「知っていれば解ける、知らなければ解けない」ため、暗記を徹底することが最優先です。

(1)過去15年分のA問題を丸暗記する

法規のA問題は過去問と似た問題が頻出するため、過去問暗記が最も効率的な勉強法です。1年で10問出題されるので、15年分で150問。これをすべて覚えて得点につなげましょう。

(2)効率的に暗記するためのテクニック
  • 音読して覚える:声に出すことで記憶に残りやすくなる
  • 書いて覚える:ノートにまとめて視覚的に記憶を定着させる

②B問題の勉強法:「計算公式を暗記し、解き方の流れを覚える」

B問題の計算問題は、公式の適用方法を覚えて、問題を解けるようにすることが重要です。

(1)過去問を解きながら、公式の適用方法を理解する

計算の流れのパターンが決まっているので、覚えましょう。また、なぜその公式を使うのかを意識しながら学習しましょう。

(2)1日後・1週間後にもう一度解き直す

エビングハウスの忘却曲線によると、1日後に復習しなければ70%を忘れるが、復習すれば記憶が定着することが分かっています。1回解いただけで終わりにせず、定期的に復習することで長期記憶に残りやすくなるので、必ず復習をしましょう。

③法規を勉強するタイミング:「最後に集中して勉強」

法規の暗記は「覚えているかどうか」が重要なので、試験本番直前に集中して学習することが効果的です。

理論・電力・機械を先に勉強し、法規は最後に短期間で暗記しましょう。

電験三種の法規は、他の3科目と勉強法がまったく違うため、適切な学習方法を取らないと苦戦します。

  • A問題は暗記が全て!過去問15年分を丸暗記する!
  • B問題は計算の流れを覚え、解答を導き出せるようにする!

他の3科目を合格したあなたなら、法規も正しい方法で勉強すれば、必ず突破できます。

最後まで諦めず、勉強を継続し続けて合格を勝ち取りましょう。

3.法規は最後に勉強する

  • 法規の勉強はいつから始めればいいの?
  • 先に暗記を始めてもすぐ忘れてしまいそう…
  • 理論・電力・機械の勉強と並行するべき?

電験三種の法規は暗記が中心のA問題と計算問題が中心のB問題に分かれています。特にA問題は知識の暗記がメインのため、早くから勉強を始めても試験本番までに忘れてしまうリスクが高いです。

法規はA問題が暗記科目のため、最後に勉強しましょう。早めに勉強しても忘れてしまう可能性があるからです。

3-1.法規を最後に勉強するべき理由

エビングハウスの忘却曲線にあるように、何度も繰り返し勉強していると忘れにくくなります。しかし、法規に合格するのが目的であれば短期記憶でも良いので、最後に勉強を開始し、試験直前まで勉強し続けましょう。

もし理論・電力・機械の勉強をまだ実施していないのであれば、そちらから勉強してください。法規のB問題40点分は、計算問題が中心です。また、今まで勉強してきた理論・電力・機械の知識を前提とする問題も出題されます。実際、電力で出題されてもおかしくないような問題が出題されることもあります。

したがって、先に理論・電力・機械の勉強を終えた後に、法規の勉強を開始するのが、最も効率的な学習スケジュールと言えます。

3-2.法規を最後に勉強するメリット

メリット①:短期記憶を活用しやすい

法規のA問題は、試験直前に詰め込んで短期記憶を活用することで、高得点を狙えます。

「試験1〜2ヶ月前から暗記を開始し、試験前まで何度も復習する」ことで、忘れる前に記憶を定着させられます。

メリット②:B問題対策がスムーズになる

法規のB問題(計算問題)は、理論・電力・機械の知識が必要になる場合が多いです。

たとえば、過去問を見ても、電力科目で出てもおかしくないような問題が出題されることがあります。

したがって、先に理論・電力・機械をしっかり勉強しておくことで、法規B問題の計算問題にも対応しやすくなるのです。

メリット③:効率的な時間配分ができる

法規は暗記科目なので、試験直前に集中して勉強すれば短期間で点数を伸ばせます。

そのため、勉強の順番としては、

  • 理論→電力→機械の順で基礎知識を固める(理論→機械→電力でも良いです)
  • 最後に法規を集中的に暗記

3-3.法規の最適な勉強法

実際にどのように勉強すれば良いのか、具体的な方法を解説します。

①試験2〜3ヶ月前から法規の勉強を開始

法規のA問題は暗記中心なので、試験の2〜3ヶ月前から短期集中で覚えていくのがベスト。

  • 1日1時間でも良いので、毎日法規の条文や内容に触れる
  • 過去問を解きながら、出題頻度の高い法令を優先的に暗記

②エビングハウスの忘却曲線に基づいた復習

  • 1日目:新しく学ぶ(インプット)
  • 2日目:復習(アウトプット)
  • 3日後:もう一度復習
  • 1週間後:再確認

このサイクルで復習することで、忘れる前に記憶を定着させられます。

※エビングハウスの忘却曲線によると、人は1日で約7割忘れます。そして時間が立てばたつほど忘れて行きます。

しかし復習することによって忘却の仕方が緩やかになります。復習を繰り返すことにより忘れにくくなり、記憶に定着していきます。

③B問題の計算問題は、理論・電力・機械の知識を活用

  • 計算問題は公式を覚え、過去問を解きながら解法パターンを理解して覚える
  • 分からない問題は、理論・電力・機械のテキストを見直す
  • 「なぜこの計算になるのか?」を意識しながら解く

電験三種の法規は、最後に勉強するのが最も効果的です。

なぜなら、

  • A問題(暗記中心)は、短期記憶を活用した方が忘れにくい
  • B問題(計算中心)は、理論・電力・機械の知識が必要になる
  • 試験直前まで暗記し続けることで、高得点を狙える

したがって、理論・電力・機械を先に勉強し、最後に法規を集中して学習しましょう。

この順番で勉強すれば、法規の攻略は難しくありません。効率的な学習スケジュールで、電験三種合格を確実に掴み取りましょう。

4.B問題の計算問題は満点を狙う

  • B問題の計算問題が難しくて解けない…
  • 解説を読んでも理解できない…
  • 過去問と同じ問題が出た場合、確実に得点できるようになりたい!

電験三種の法規B問題は40点分の計算問題で構成されており、ここで確実に得点できるかどうかが合否を分けます。

実は、B問題の計算問題は出題パターンが決まっているため、過去問を繰り返し解いて解法を覚えることで満点を狙うことも可能です。

4章では、B問題で確実に得点できる勉強法を徹底解説します。

4-1.B問題の計算問題は満点を狙える理由

B問題の計算問題は、過去問と同じ問題もしくは類似したパターンで出題されることが多いです。

実際、過去問の内容を徹底的にマスターすれば、本番でも同じような問題が出題されたときに確実に得点できます。

つまり、B問題を「解ける問題」と「解けない問題」に分けず、すべて解けるようにすることで、40点満点を狙うことが可能なのです。

4-2.B問題の計算問題を確実に解けるようになる方法

①過去問をすべて解けるようにする

(1)まずは過去問を解く

最初は、どの問題も難しく感じるかもしれません。しかし、電験三種のB問題は過去問と同じ内容の問題が出題されやすいため、過去問をマスターすることが重要です。過去問の内容は、理解した後に全て覚えてしまいましょう。

(2)解説を読んで理解する

問題を読んで解けなかった場合、すぐに解説を読み、なぜこの解法になるのかを理解することが大切です。

(3)解法の流れを整理する

過去問を解き「なぜこの公式を使うのか?」を考え理解しながら、解法パターンを覚えましょう。

②計算方法や公式を正しく覚える

(1)解答にたどり着くまでの計算手順を紙に書き出す

過去問を解く際、どのような流れで答えを導き出したのかを整理し、紙に書き出しましょう。

(2)公式を丸暗記せず、使い方を理解する

公式を覚える時、どの場面で使うのかを理解しましょう。「この公式は、こういう問題で使う」という形で公式の適用範囲を理解しながら覚えることが大切です。

③実際に手を動かして繰り返し解く

(1)ペンと紙を用意し、必ず自分で解く

解説を読むだけでは、実際の試験で手が動かず解けないことが多いです。

必ずペンと紙を用意し、実際に手を動かして解く習慣をつけましょう。

(2)1日置いて再度解く

1回解けた問題でも、1日後に再度解くことで定着率がアップします。

これを繰り返すことで、試験当日もスムーズに解答できるようになります。

(3)1週間後にもう一度解く

エビングハウスの忘却曲線によると、復習しないと1週間後には約80%の内容を忘れてしまうことが分かっています。

そのため、1週間後にもう一度同じ問題を解きなおすことで、長期記憶として定着しやすくなります。

(4)総復習

間違えた問題を中心に復習し、完璧に解けるようになるまで繰り返し勉強しましょう。また、試験本番を想定して、時間を測りながら解きましょう。

電験三種の法規B問題は、過去問のパターンを覚えてしまえば満点を狙える重要なセクションです。B問題の計算問題を攻略するためには、以下のポイントを押さえましょう!

  • 過去問を徹底的に解き、出題パターンを理解する
  • 解説を読んで、なぜその計算方法を使うのかを考える
  • 必ずペンと紙を用意し、自分で手を動かして解く
  • 1日後・1週間後に同じ問題を解き直し、長期記憶として定着させる

この方法を継続すれば、法規のB問題で確実に高得点を取れるようになり、電験三種の合格に大きく近づくことができます!

効率的な勉強法を実践し、B問題での満点を目指しましょう。

5.A問題の暗記は過去問を繰り返し勉強する

  • A問題の暗記が苦手で、覚えてもすぐ忘れてしまう…
  • 過去問を解いても、なかなか正解できない…
  • 法規のA問題で確実に得点を取りたい!

電験三種の法規A問題は暗記中心の問題が10問(60点満点)で出題され、ここでどれだけ得点できるか、非常に重要です。

過去問と同じ問題や類似問題が繰り返し出題される傾向が強いため、過去問を徹底的に暗記し、同じ問題が出題した場合は確実に得点しましょう。

5-1.A問題の攻略に過去問が最適な理由

A問題の出題傾向を分析すると、最近の傾向として過去問とほぼ同じ内容の問題が繰り返し出題されることが分かります。

過去問15年分をマスターしましょう。試験本番で同じ問題が出た際に確実に得点できます。また、過去問を繰り返し解くことで、試験に出やすい法規のポイントも自然と理解できるようになります。

勉強開始時はテキストの勉強で良いです。しかし、ある程度過去問が解けるようになってきたら、テキストを使って暗記するよりも過去問を徹底的に繰り返す方が、圧倒的に効率が良いです。

私が実際に使用した、おすすめの過去問題になります。この教材をしっかり勉強して、合格目指して頑張ってください。

5-2.A問題を確実に暗記する勉強法

①過去15年分のA問題を徹底的に暗記する

(1)A問題は60点満点(6点×10問)で出題

1年で10問、15年分で合計150問になります。

この150問を完璧に暗記すれば、確実に得点を狙えます。

(2)まずは過去問を1周解いてみる

「知っている問題」と「知らない問題」に分け、知らない問題に重点を置いて勉強しましょう。

②「音読」「書き取り」「クイズ形式」を活用して記憶定着を強化

(1)音読して記憶する
  • 覚えたい内容を声に出して読むことで、記憶に定着しやすくなります。
  • 家事やお風呂に入っている時に音読するなど、スキマ時間を活用しましょう。
(2)書いて覚える
  • 重要な法規のポイントを手書きでまとめると、記憶がより強化されます。
  • A4サイズ1枚にまとめることで、試験直前に見直しやすくなります。
(3)クイズ形式でアウトプット
  • 「この法規の内容は何だったか?」と自分で問題を作って解くと、効率よく暗記できます。
  • 暗記アプリやフラッシュカードを活用すると、ゲーム感覚で楽しく勉強できます。

③エビングハウスの忘却曲線を活用し、繰り返し復習する

(1)1日後にもう一度解く

人間の記憶は1日後には約70%を忘れるというデータがあります。そのため、1日後にもう一度復習することで、忘れにくくなります。

(2)1週間後にもう一度解く

1週間後に復習することで、長期記憶として定着しやすくなります!

(3)試験1ヶ月前からは、毎日A問題を10問解く

試験直前には、毎日A問題を解き、本番の試験と同じ感覚でアウトプットすることが重要です。

電験三種の法規A問題は、過去問を繰り返し解くだけで得点できる科目です。A問題を攻略するためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 過去15年分のA問題を暗記する(合計150問)
  • 解説を読んで、なぜその答えになるのかを理解する
  • 「音読・書き取り・クイズ形式」を活用して記憶を定着させる
  • 1日後・1週間後に同じ問題を解き直し、長期記憶として残す

この勉強法を実践すれば、A問題で確実に得点でき、合格に大きく近づくことができます。効率的な学習法で、電験三種合格を目指しましょう。

6.試験当日ギリギリまで勉強し続ける

  • 試験前日は何を勉強すればいいのか?
  • 試験当日にできることはあるのか?
  • 試験本番で1問でも多く取りたい!

電験三種の法規A問題は暗記が中心なので、試験当日ギリギリまで勉強すれば得点を上乗せできる可能性が高いです。

特に試験直前に覚えた知識がそのまま試験で出題されることもあるため、最後の1分1秒まで粘って勉強し続けることが合格に向けて重要となります。

6-1.試験当日、ギリギリまで勉強するべき理由

法規のA問題は、計算問題と異なり「知っていれば解ける」という特徴があります。つまり、試験直前に覚えた内容でもそのまま得点につながる可能性が高いのです。

エビングハウスの忘却曲線によれば、情報は時間とともに忘れやすくなりますが、試験当日に覚えた情報はそのまま短期記憶として残り、試験本番で活かせる可能性があります。

さらに、試験本番では緊張や焦りで普段の実力を発揮できないこともあります。しかし、試験直前まで勉強し続けることで、「まだ覚えたばかりの情報」を活用し、得点できる確率を上げることが可能になります。

暗記問題は知っていれば解けるので、ギリギリまで勉強し続けましょう。試験当日、試験会場にも教材を持っていき、本当にギリギリまで勉強しましょう。

特にA問題は暗記問題ですので、試験直前で覚えた内容が試験で出題される可能性もあります。

せっかく理論・電力・機械は合格出来たのです。法規は、勉強をはじめるのは最後で良いですが、合格出来るように最後までねばって勉強し続けてください。

ラスト一科目、頑張ってください!

6-2試験直前の勉強法

①試験前日までにやるべきこと

(1)重要ポイントを総復習
  • 過去15年分のA問題のうち、間違えた問題を重点的に見直す。
  • 法規の過去問題や頻出問題をリストアップし、ひたすら暗記。
(2)計算問題
  • B問題でよく出題される公式を確認する。
  • 実際に1問ずつ解いて、計算の流れを確認する。
(3)持ち物を準備し、余計な不安をなくす
  • 受験票・筆記用具・時計・参考書などを前日のうちに準備。
  • 試験当日に焦らないよう、万全の状態を整える。

試験直前の注意事項について知りたい方は、こちらの記事を読んで下さい。

【電験三種】2024年度試験日程と合格率の推移、試験当日の注意事項 3.試験当日のための事前準備

②試験当日の勉強法

(1)会場に着いたら、すぐに参考書を開く
  • 試験会場に到着したら、すぐに暗記ポイントを復習!
  • 過去問で間違えた問題を1つでも多く見直し、得点アップを狙う。
(2)試験直前のラスト10分が勝負!
  • 試験開始直前まで、直前に覚えられそうな暗記ポイントをチェック。
  • 「試験でこれが出る!」と意識しながら勉強すると記憶が残りやすい。
(3)試験本番では焦らず、確実に点を取る
  • A問題:まずは落ち着いて解答し、確実に解ける問題から取り組む。焦らず、冷静に選択肢を見極めることが重要である。
  • B問題:これまで積み重ねてきた学習の成果を信じ、落ち着いて計算を進める。計算過程を丁寧に書くことでケアレスミスを無くす。

6-3.最後まで粘り続けるための心構え

試験直前まで勉強し続けることが大切ですが、最後まで諦めない強いメンタルも必要です。

松下幸之助さんの名言で、「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。」という言葉があります。途中で諦めずに挑戦し続けることが、最終的な成功へとつながるのです。

電験三種の法規は、合格するのに手間取る可能性のある科目です。しかし、理論・電力・機械に合格したあなたなら、粘り続ければ法規も必ず突破できます。

試験が始まるその瞬間まで、「1問でも多く点を取る!」という気持ちを持って勉強し続けましょう。

電験三種の法規は、試験当日ギリギリまで勉強することで1問でも多く得点できる可能性が高い科目です!

試験直前に勉強した内容がそのまま試験で出題されることもあるため、最後の1分1秒まで諦めずに勉強し続けることが重要です。

  • 試験前日は、過去問と重要ポイントの総復習を行う!
  • 試験当日は、試験会場でも過去問・解説を開いて暗記を続ける!
  • 試験開始直前のラスト10分で、最後のひと押しをする!
  • 「成功するまで続ける」強い気持ちを持ち、合格を勝ち取る!

あなたは理論・電力・機械に合格した強者です!ラスト1科目、最後の瞬間まで粘って、必ず合格を勝ち取りましょう。

Never give up!最後の最後まで全力で!

7.まとめ

法規の勉強は、理論・電力・機械とは異なり、暗記中心の科目であるため、戦略的に取り組むことが重要です。B問題の計算問題を確実に得点し、A問題の暗記を効率的に進めることで、合格の可能性を大きく高めることができます。

電験三種の法規は、他の科目と異なり、暗記が得点のカギを握る科目です。そのため、勉強時間を増やすことも大切ですが、適切なタイミングで暗記を行い、忘れにくくする工夫が必要です。さらに、B問題の計算問題は過去問を徹底的に学習することで確実に得点を狙えるため、ここを落とさないようにすることが大切です。

7⁻1.法規の特性を理解する

①暗記問題が中心であり、短期間で集中して詰め込む方が効果的

B問題の計算は過去問のパターンが決まっており、繰り返し解くことで確実に得点可能。

②計算問題は満点を狙う

B問題の計算問題は出題パターンがある程度決まっているため、過去問を徹底的に解き、解法を暗記する。

③1日後、1週間後と繰り返し解くことで記憶を定着させる

暗記問題は過去問を活用する。

④A問題は過去問の焼き直しが多いため、15年分の過去問を暗記する

試験直前まで何度も復習し、短期記憶を最大限活用する。

⑤試験直前まで粘る

A問題は知っているかどうかが合否を分けるため、試験当日の試験開始直前まで暗記を続ける。会場にも教材を持ち込み、直前まで知識を詰め込む。

7-2.行動指針

①勉強の順番を意識する

理論・電力・機械を終えてから法規を勉強開始。

②計算問題を徹底的に仕上げる

B問題の計算は確実に得点できるよう繰り返し演習。

③暗記は短期集中で詰め込む

A問題は試験直前まで暗記を続ける。

④試験当日まで諦めない

最後の1秒まで粘って勉強を継続する。

法規は他の科目とは異なり、暗記中心の科目です。しかし、B問題の計算を確実に得点し、A問題の暗記を短期集中で行うことで、合格は十分に可能です。試験当日まで粘り強く勉強を続け、最後の1科目を突破しましょう。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。(松下幸之助)

Never give up! 最後の1科目、頑張ってください!

「法規」について以下の内容を知りたい方は、私のこちらの記事をクリックし、読んで下さい。

【初心者用】電験三種 法規の勉強方法概要

【初心者用】電験三種 法規の出題傾向と攻略