【初心者用】電験三種 合格への手引き
~あきらぴょんブログ~
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【電験三種】科目合格狙いってどうなの?1科目ずつ合格を目指す!

  • 電験三種の資格取得は難易度が高いって聞くけれど
  • 科目合格を狙ったらどうなの?
  • 電験三種合格を長い目でみて、1科目ずつ合格を狙っていったらどうなんだろう

電験三種の合格を目指そうと思ってはみたものの、勉強範囲が広く内容も難しいため、電気の初心者が一発で合格するのには、なかなか骨が折れます。

私は電験三種の合格を目指す者として、初心者の立場からスタートしました。3年8ヶ月と4回の受験を経て、合格を勝ち取りました。しかしその3年8ヶ月の間、勉強方法について悩み様々な方法を実践し、たくさんの遠回りをしてきました。

この記事を読むことにより、科目合格狙いを目指して合格を目指している初心者にありがちな悩みについての解決方法を解説します。また、科目合格を目指すことによるメリット、デメリットを理解することが出来ます。

電験三種の科目合格狙いを目指すにあたって直面する悩みの解決方法を知りたい方は、最後まで読んで下さい。

1.1科目ずつ合格を目指す

仕事忙しいし、そんなに長い勉強時間を取るのは難しいとお考えですか。

一科目ずつ取得していく戦略も十分に有効です。3年以内に電験三種試験に合格すれば、科目合格は有効になるため、無理なく着実に進めることが出来ます。

1-1.初心者でも安心!電験三種を1科目ずつ突破する効果的な戦略

焦らずじっくり学習し、確実に合格する方法です。

忙しい毎日で勉強時間がなかなか取れないなら、1科目ずつ合格を目指す戦略は有効です。

電験三種の資格は難易度が高く、特に初心者には範囲が広くて負担が大きいです。一気に全科目を合格しようとすると挫折しやすいですが、1科目ずつ集中して取り組むことで目標が明確になり、成功率も上がります。

1科目ずつの合格で自信がつき、モチベーションも持続しやすくなります。

1科目ずつ取り組むことで、合格へのステップが明確になり、初心者でも無理なく進められるでしょう。

焦らず、まずは目の前の1科目合格を目指しましょう。

1-2.3年以内に全科目を取得

3年以内であれば、科目合格が有効です。

1科目ずつ合格を目指す場合、科目合格の有効期限である3年間を意識して計画を立てましょう。

計画的に3年間で4科目を目指すことで、無理なく長期的に取り組むことができます。

この3年間の有効期限を意識し、長期的な視点で科目合格を積み重ねていくことが、最終的な合格に繋がるポイントです。

2.試験は年2回でCBT方式も選ぶことが出来る

電験三種は年2回の試験があり、受験の機会が増えます。またCBT方式も選べます。

電験三種を確実に合格するには、頻繁な試験機会を活用し、苦手科目を克服するのが効果的です。

CBT方式の利点
  • 試験日程を自分で調整することが出来る
  • 計画的に勉強しながら臨ことが出来る

例えば仕事の忙しい時期を避け、学習が進んだタイミングで試験を受けられるため、効率的な学習と受験が可能です。

CBT方式の活用で、無理なく合格に近づくことが出来ます。

3.科目合格は有効期間3年なので、チャンスは6回あり

全部で4科目。それに対して6回のチャンスあり!

電験三種の試験は年に2回あります。受験料はかかりますが、科目合格制度は3年間有効です。科目合格した場合、科目合格が有効な期間として計6回受験することが出来ます。

電験三種では、各科目合格が3年間有効なので、3年以内に4科目すべて合格すれば資格を取得できます。

全科目を一気に合格する必要がないため、仕事や家庭が忙しい人も自分のペースで進めやすいです。各科目の負担が軽くなる分、学習の質も上がりやすくなります。

例えば、1年目に「理論」、2年目に「電力」、3年目に「機械」と「法規」を受験するように計画を立てることで、無理なく合格が目指せます。

3年間、合計6回の有効期限を生かして、自分のペースで着実に進めていきましょう。

4.過去問の使いまわし問題が多数なので科目合格を狙いやすい

電験三種の試験は、過去問の使いまわし問題が多いため、科目合格を目指しやすい傾向があります。

以前は受験する年度により、科目ごとの難易度に差がありました。全科目受験することにより、受験した年度の難易度の低い科目に合格する可能性がありました。

そのため、全科目を受験する価値は十分にありました。

現在は過去問の使いまわし問題が多数の為、年度ごとの難易度の差がさほど無くなりました。働きながら少しずつ合格を目指す方でも、毎年安定した対策が可能です。

年度ごとの難易度差が少なくなった現在の電験三種試験の試験環境では、計画的に科目合格を狙うことが有効です。過去問を活用して効率的に対策を進めていきましょう。

5.過去問を徹底的に学習し、1科目ずつ科目合格狙いを目指す

電験三種では、過去の問題が出題されることが多く、過去問学習が非常に効果的です。

出題形式や問題パターンが過去と似ているため、過去問を繰り返し解くことで、同じような問題が出た際にスムーズに解答できます。

過去問を徹底的に解くことで、毎年似た形式の問題に慣れ、スピーディに解けるようになります。これにより、合格率がぐっと高まります。

過去問を最大限に活用することで、効率よく合格する力を身に付けることが出来ます。

6.科目合格を目指すことのメリットとデメリット

科目合格には、メリットもあればデメリットもあります。自分に合った勉強スタイルを選ぶためには、両方の側面を理解しておくことが重要です。

科目合格狙い
  • 負担を分散しながら取り組める
  • 計画に時間がかかりすぎると、合格した科目が無効になるリスクもある

3年間の有効期限を超えてしまうと、3年を超えた科目については、また一から受験し直す必要が出てくるため、長期的な視点での計画が大切です。

  • 仕事と両立している方にとっては、1科目ずつ集中して学習することが現実的
  • 毎年受験を続けることで受験料の負担も増えがち
  • 3年以内にすべての科目に合格する計画を立てておかないと、科目合格後3年以上経過した科目が無効になるリスクあり

科目合格のメリットとデメリットをしっかり理解し、あなたの生活スタイルや学習ペースに合った計画を立てることで、効率よく合格を目指しましょう。

6-1.科目合格を目指すメリット

科目合格を狙うメリット

  • 負担が分散する
  • 無理のない形で合格を目指せる

一度にすべての科目を受験するのは大変ですが、1科目ずつなら短期間で集中して取り組めるため、負担が少なくなります。また、理解度が深まるので、合格率も上がります。

例えば、今年は「理論」に集中し、来年「電力」を受験する形で科目合格を積み重ねていけば、無理なく合格に近づきます。

あなたのペースで少しずつ合格を積み重ねられるのが科目合格の大きな利点です。

6-2.科目合格を目指すデメリット

科目合格を目指すデメリット

  • 時間がかかりすぎる
  • 受験料の負担が増える

一科目ずつ受験するためには、科目ごとに受験料がかかる上、3年間の期限が過ぎてしまうと、3年を超えた科目については、また受験し直す必要が出てきます。

1科目ずつじっくり学習しすぎてしまい、4年目に突入すると、3年よりも前に取得した科目合格は無効になってしまいます。

メリットとデメリットを理解したうえで、自分にとって最適な学習計画を考えましょう。

7.まとめ

電験三種の合格を目指すには、科目合格という戦略が効果的です。長期計画で少しずつ合格を積み重ねることで、初心者でも無理なく合格が目指せます。

現在の電験三種試験

  • 試験回数が多い
  • 過去問が多用される

よって、段階的に合格を目指しやすいのが特徴です。

科目合格を上手に活用すれば、働きながらでも資格取得が可能です。

電験三種の合格は、戦略を持って科目ごとに確実に進めていくことで実現できます。焦らずに、自分に合った方法で取り組んでいきましょう。

電験三種試験には4科目あるが、どの科目から勉強した方が効率的なのか知りたい方は、こちらの記事を読んで下さい。

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